Pathfinder Reference Document(その6) ― 2009/08/21
多分最終回
呪文
いくつか気になったもの
Wall of Force系
Resilient Sphere, Wall of Force, Force Cage がダメージで破壊可能に。
とは言え、硬度30、術者レベルあたり20のHPなので、多分持続時間が切れる方が早い。
あと、Force Cageは持続時間が 1round/level(D) orz
Holy Word系
主効果に意思セーブが許されるようになった。 しかし、パラライズ効果が、セーブ成功でも1ラウンドはパラライズするので、ハメ技なのは変わらず。
つか、連射ができないPC側が一方的に不利になってないか?
Divine Power
攻撃、ダメージ、Str判定、Str関連技能判定に 1 + 1/3レベルボーナス。 あと全力攻撃時に追加攻撃。
(Tenser's)Transformation は変更無いのになあ。
Prismatic シリーズ
毒のルールが変更されたので、緑が酷いことになっている(*)他は変更なし?
(*)毒の二次効果が10ラウンド待ってくれなくなった上、特定の治療条件を満さない限り、何度も二次効果が襲ってくる。 プリズマティックシリーズの緑の毒の場合は、
判定間隔: 1ラウンド 一次効果: 死亡 二次効果: 1Con/ラウンド 治癒条件: 2回連続で頑健セーブに成功
Death Ward
相変らず負のレベルには完全耐性を与えてくれるが、即死効果などに対してはセーブに+4ボーナスを与えてくれるだけだ。
通常ならセーブを許されないような効果に対してもセーブが振れるようにはなる。
Heroes' Feast
毒への完全耐性が削除 → 食事をした時点で、neutralize poison と remove disease の効果が発生。
恐怖への完全耐性が削除 → 12時間の間、恐怖へのセーブに+4モラルボーナス
(追記)
Dispel Magic系
かなり変わっている。(基本弱体化)
Dispel Magic
- 術者レベル判定の難易度には変更はない
- 術者レベル判定に足せる術者レベルの上限が無くなった
- 範囲型ディスペルができなくなった
- 目標型ディスペルでも消せる呪文は1つだけ
- 目標に複数の呪文がかかっている場合でもダイスロールは1回だけ
- 術者レベル判定の結果以下で、最も術者レベルの高い呪文が一つだけ消える。投射前に特定の呪文を指定しておけば、その呪文だけを対象にすることは可能
- 疑似呪文能力をカウンターすることはできなくなった
Greater Dispel Magic
- 術者レベル判定に足せる術者レベルの上限が無くなった
- こちらは範囲型ディスペルも可能
- 範囲内に複数の目標があった場合も、ダイスロールは1回だけ
- 各目標について、術者レベル判定の結果以下で、最も術者レベルの高い呪文が一つだけ消える
- 目標型ディスペルの場合は、最大1/4術者レベル個の呪文を解呪できる
- 目標に複数の呪文がかかっている場合でもダイスロールは1回だけ
- 術者レベル判定の結果以下で、最もレベルの高い呪文から上記の数だけ消える
- カウンタースペルに使用した場合、術者レベル判定に+4
- 疑似呪文能力をカウンターすることはできなくなった
Pathfinder Reference Document(その5) ― 2009/08/21
特技
新しい特技の種別が2つ
戦闘特技(Combat Feat)
もはやボーナス特技はファイターだけのクラス能力ではないので、ファイターボーナス特技が改名された。
クリティカル特技(Critical Feat)
クリティカルヒットが発生した際に発動する特技。
Bleeding Critical: 2d6の出血効果を追加(セーブなし)、BAB+11 Blinding Critical: 永続的な盲目を追加(セーブ→1ラウンド)、BAB+15 Deafening Critical: 永続的なデフネスを追加(セーブ→1ラウンド)、BAB+13 Exhausting Critical: 対象を疲労困憊(exhausted)に(セーブなし)、BAB+15 Sickening Critical: Sickenを追加(1分、セーブなし)、BAB+11 Staggering Critical: 1d4+1ラウンドのstaggered(セーブ→1ラウンド)、BAB+13 Stunning Critical: 1d4ラウンドstuned(セーブ→1d4ラウンドのstaggered)、BAB+17 Tiring Critical: 対象を疲労状態(fatigued)に(セーブなし)、BAB+13
Critical Mastery特技(ファイター14レベル以上)を持たない場合、一度に適用できるクリティカル特技は一つだけ。
アイテム作成特技
作成に経験値が不要で、Raw Materialがアイテム価格の50%必要。 スタッフの作成時チャージ数は10
面白いのは
Master Craftsman: 特定の<制作>技能を選択し、その技能に関連したアイテムについて、技能ランクを術者レベルとしてマジックアイテムを作成できる。術者レベル以外の前提(呪文等)はスクロールなどで満たす必要がある。
コンバットマニューバ
組み付き、足払い等の煩雑だったルールが、攻撃ボーナスに相当するCMBとACに相当するCMDで整理された訳だが、 コンバットマニューバにボーナスを得るタイプの特技は、ImprovedとGreaterに2分され、それぞれ+2のボーナスを与えるようになった。 例えば、
Improved Trip: 足払い使用時の機会攻撃を抑制、足払い時のCMB(および足払いへのCMD)に+2ボーナス Greater Trip: 足払い時のCMB(および足払いへのCMD)に+2ボーナス、足払い成功時に目標への機会攻撃が発生
こんな感じだ。
戦闘発動
PFにおいて、Skill Focus系の特技は、対象の技能が10ランク以上になるとボーナスが倍になるのだが、 精神集中チェックが技能判定ではなくなった(β時代は<呪文学>判定だった)ので、Combat Castingのみ、ボーナスが+4から変動しなくなった。
セーブ上昇系
Improved Greate Fortitude / Lightning Refrexes / Iron Will が追加。
それぞれ、1日1回対応するセーブを振り直せる。
強打、攻防一体等
ペナルティ/ボーナスの量をPLが決定できない(on/offしか選べない)のは変わらないが、ペナルティの量が
1 + 1/4 BAB
に軽量化(能力値ボーナスは関係しない)。使いやすくなった。
ボーナスは、
Combat Expertise: ペナルティと同じ Deadly Aim(飛び道具用<<強打>>): ペナルティの2倍 Power Attack: 利き手ペナルティの2倍、逆手1倍、両手3倍
薙ぎ払い(薙ぎ払い強化)
起動が標準アクションに軽量化。
PFの薙ぎ払いは、攻撃前に使用を宣言し、攻撃が命中したらもう一回隣の敵を殴れる特技。
魔術師殺し?
Disruptive: 機会攻撃範囲内で呪文を使おうとする敵の防御的発動DCが4上昇 Spellbreaker: 機会攻撃範囲内で、防御的発動に失敗した敵に機会攻撃が発生
重ね撃ち
全力攻撃時に、最初の攻撃で矢が2本飛ぶ。 <<速射>>で良くね?
チャネルエナジー系
アウトサイダーを対象に変更するものと、3e的なアンデッド退散、命令を発生させる特技がある。
移動困難地形克服
前提が安いので、取るべき。
Nimble Moves: ラウンドに1マス分移動困難地形を無視 Acrobatic Steps: ラウンドに3マス分移動困難地形を無視(あわせて4マス)
ダメージ減少克服
Penetrating Strike: /- 以外の全てのDRを5点分無視 Greater Penetrating Strike: /- のDRを5点、それ以外を10点分無視
モンク系
いろいろあるけど、興味がないので略(え?
Pathfinder Reference Document(その4) ― 2009/08/20
マジックアイテム関係を流し読み。
基本的に、3.5eやβの頃と同じ感覚で行けるかな。
3.5eからの変更だと、能力値に強化ボーナスを与えるアイテムの装備スロットが変更になっている。
- 肉体系(Str, Dex, Con)はベルト
- 精神系(Int, Wis, Cha)はヘッドバンド
それぞれ、1つの能力値だけ上昇するもの、2つ上昇するもの、3つ上昇するものが設定されている。
β時代に気になっていた、Necklace of Adaptation 40,000gpは修正された(3.5eと同じ9,000gp)
武器の特殊能力の Vorpal の発動条件が「ナチュラル20で発生したクリティカル」に変更されたので、対策ができるようになった気がする。
あと、気がついた変更点は、鎧の特殊能力の Fortification のクリティカル無効化確率が Medium以上で低下している。 (値段は同じ)
- light 25%で無効化 +1 bonus
- medium 50%で無効化 +3 bonus
- heavy 75%で無効化 +5 bonus
100%無効化が無くなるのはともかく、値段も下げて欲しかったなあ。(medium +2, heavy +4ぐらいが妥当では?)
あと、アイテムの装備スロットが11から13に増えている。 増えたのは、以下の2つ
- "Armor"に専用スロット、"Body"のRobe等と干渉しなくなった
- "Head" と "Headband" が別スロットに、分割基準は判らない
ヘルム(Head)とヘッドバンド(Headband)の装備スロットを分けたいというのは判らないでもないですが、サークレットは Head なんだよなあ。
Pathfinder Reference Document(その3) ― 2009/08/20
特技の前に、クラス関係にざっと目を通す。
上級クラス
この辺は、WebEnhancementの内容を忘れたので3.5eとの差。 上級クラスのセーブボーナスはgood STに対する1レベル時の+2ボーナスが無く、
- good: 1/2レベル
- poor: 1/3レベル
の端数が四捨五入。
あと、Pathfinderではスキルレベルはキャラクターレベルランクまでしか上げられない。 (クラススキル、クロスクラススキル問わず。訓練済みのクラススキルは判定に+3ボーナスがある) そのため、前提のスキルランクが見た目低いが、実はそうでもない。
アーケインアーチャー
HD
d10
前提
BAB +6
呪文
7/10で呪文能力が伸びる。
Enhance Arrows
矢につく強化ボーナスは+1から増えないが、フレイミング、フロスト、ショック(レベルがあがるとバーストも)や、アライメント系の追加ダメージが載せられるようになる。 選択は、朝の呪文の準備かスロットの回復時に、毎日変えられる。
Arrow of Death
Fort STのDCが 20 + Cha修正になった。
アーケイントリックスター
HD
d6
前提
技能 <装置無力化>4ランク、<脱出術>4ランク、<知識(秘術)>4ランク
呪文 Mage Hand呪文を使えること。2レベル以上の秘術呪文を投射できること。
(スニーク2d6はそのままなので、最短6レベルとだいぶ軽くなった)
Ranged Legerdemain
使用回数制限が無くなった。
Tricky Spells
<<呪文動作省略>>、<<呪文音声省略>>を呪文投射時に適用できる。 5レベルで3回/日、7、9レベルで2回ずつ増える。
Invisible Thief
フリーアクションで Greater Invisibility 効果を発動できる。 持続時間は1ラウンド/クラスレベル(分割可能) 9レベルで取得。
Surprise Spells
10レベル奥義、HPダメージを与える呪文を、無準備状態(Flat-footed)な敵に当てるとスニークのダメージが追加される。 多分、範囲魔法だと全部に載る。
Flat-footed が条件(単にACにDexが足せない状態では不可)なので微妙か? それでも1ラウンド目にイニシアチブが取れると結構酷い。
アサシン
HD
d8
前提
技能 <変装>2ランク、<隠密>5ランク
呪文
呪文使用能力は無くなりました。
Hidden Weapons
4レベル以降、物を隠す Sleight of Hand 技能判定にレベルボーナス。
True Death
アサシンのデスアタックで死亡したクリーチャーに、Raise Dead等がかかりにくくする呪いをかける。 4レベルで取得。
Quiet Death
不意打ちラウンドに、デスアタックでターゲットを殺害できた場合、即座に隠れ身の判定に移ることができ、 これにも成功すると、周囲の人間はターゲットが殺害された事にさえ気付かない。6レベル。
(絵的には美しいけど、条件がきついなあ……)
Swift Death
1日1回、3ラウンドの学習無しにデスアタックを発動できる。スニークは必要。9レベル。
Angel of Death
10レベル奥義、1日1回デスアタックの成功時に対象を塵にする。
ドラゴンディサイプル
前提
技能 <知識(秘術)>5ランク
呪文 準備なしに1レベル秘術呪文を投射できること。ソーサラーレベルを持つ場合(今後取得する場合も含む)ブラッドラインはドラゴンを選択すること。
呪文
スロットの追加ではなく、術者レベルが向上するようになった。7/10レベル。
Blood of Dragons
ソーサラーのブラッドライン クラス能力の効果を見る際のレベルにドラゴンディサイプルのレベルを加算できる。
ブラッドラインからの追加呪文に関しては、対応するレベルのスロットを獲得したレベルで覚える。
Breath Weapon
ブラッドライン特典でブレスを貰えるので、それを強化する能力になった。
Dragon Form
疑似呪文として form of the dragon I (7レベル)または form of the dragon II(10レベル)を発動して、ドラゴンに変身する。 (PFのポリモーフ系の呪文は、元の能力値にボーナスが載る型なので、肉弾系のキャラクターに重ねるとかなり酷い)
Dragon Apotheosisは削除された。10レベルまで極めても、ハーフドラゴンにはなれない(ミーポ……)
デュエリスト
前提
BAB +6
技能 <体術(Acrobatics)>2ランク、<演芸>2ランク
Canny Defense
軽装鎧を着ていても発動する。
しかし、「ACに影響するDexボーナス」がIntボーナス(かクラスレベル)分向上するので、結局 最大Dexボーナスとの関係で鎧は着れない予感が……。
Precise Strike
追加ダメージが、クラスレベル分の固定ダメージに。
しかし、スニークとは違い、「生きていて、クリティカルの効く対象」にしか効果がない。
Parry
全力攻撃時に1回攻撃を余らせることで、次の自ターンまでの間に割り込みアクションとして、 敵の攻撃を受け流すことができる。(先程余らせた攻撃に対応する攻撃ボーナスで対抗攻撃判定に成功する必要がある) 2レベル。
隣接する仲間への攻撃にも-4ペナで対応できる。
Combat Reflexes
4レベルでボーナス特技。キャラクターレベルが10はあるはずですが……。orz
Grace
軽装鎧を着ていても発動する。
Riposte
Parry クラス能力の使用に成功したら、ただちに機会攻撃を得る。5レベル。
Elaborate Defense
Elaborate Parry から名称変更。 ボーナスが 1/3レベルに激減。7レベル。
No Retreat
撤退(withdarw)を宣言した相手にも、機会攻撃が発生します。ひでえ。9レベル。
Crippling Critical
10レベル奥義。クリティカルヒット時に追加効果が発動。
効果は、移動力低下(-10ft.)、セーブ、AC低下(-4)、Str/Dexダメージ(1d4)、2d6出血ダメージから選択。
エルドリッチナイト
HD
d10(!)
ボーナス特技
1、5、9レベルで取得。
Diverse Training
<<武器開眼>>等の前提を見る上で、エルドリッチナイトレベルをファイターレベルに足せる。
Spell Critical
10レベル奥義。クリティカルヒットが発生した際に、即行アクションで自分の投射可能な呪文を発動する。 呪文は攻撃した相手を目標に含むものであること。
ロアーマスター
HD
d6
前提
技能 <知識(任意の2つ)>7ランク
ミスティックシアージ
HD
d6
前提
技能 <知識(秘術)>2ランク、<知識(宗教)>2ランク
Combined Spells
秘術スロットに信仰呪文を(あるいはその逆)準備できる。1レベル上のスロットを使用する。
Spell Synthesis
10レベル奥義。1日1回、秘術と信仰からそれぞれ1つの呪文を1つのアクションで同時に発動する。 両方の呪文を同じ対象に向けた場合、対象はSTに-2ペナ。
シャドゥダンサー
前提
技能 <隠密>5ランク、<演芸(ダンス)>2ランク
Darkvision
種別が Su から Ex に変更。
Rogue Talent
3、6、9レベルで Rogue Talent(ローグのクラス能力、ローグ用ボーナス特技のようなもの) を取得。
Shadow Jump
最大移動距離が倍(40ft.~)
Shadow Power
Shadow Evocation を疑似呪文として使用できる。8レベル。
Shadow Master
10レベル奥義。薄暗いエリアに居ると、ダメージ減少10/-、セーブに+2運ボーナスを獲得。 この時、クリティカルヒットが発生すると対象は1d6ラウンド盲目状態(セーブ無し)
Pathfinder Chronicler
パスファインダー協会公式記録員
HD
d8
前提
技能 <言語学(Linguistics)>3ランク、<演芸(演説)>5ランク、<職能(筆記)>5ランク
特殊 PC以外の任意の人物について(魔法の力や道具を用いず)なんらかの著作を記したことがあること。
技能ポイント
8 + Int修正値
BAB
平均的
セーブ
反応、意思がGood
Bardic Knowledge
バードと同じ。1レベル
Deep Pockets
「こんなこともあろうかと!」
レベル x 100gp相当のアイテム(マジックアイテムはスクロールかポーションのみ)が、「実はポケットに入っていた」ことにできる。 (金額は能力がdischargeするまでの合計金額なので、1つでも複数でも良い) 発動は全ラウンドアクション。
出発前に1時間かけて荷物を整理すると可搬重量が増加する能力もつく。
Master Scribe
<言語学(Linguistics)>、<職能(筆記)>、スクロール等文字に関係したアイテムに対する<魔法装置使用>にクラスレベルボーナス。
Live to Tell the Tale
2レベルにつき1日1回、以前のラウンドに失敗したセーブを振り直せる。
Pathfinding
2レベル。 方角を見失わないための<生存>、Maze呪文からの脱出のためのIntチェックに+5ボーナス。 道なき荒野を進む場合でも、道がある場合と同じ移動速度を確保できる。 DC15の<生存>チェックに成功すると、クラスレベル人までの仲間に同じ利益を与えられる。
Bardic Music
3レベル。クラスレベル - 2レベルのバードとして呪歌が使用できる。バードレベルがあればスタックする。
Improved Aid
3レベル。Aid Anotherのボーナスが+4になる。
Epic Tales
4レベル。読んだ人に効果が発生する、呪歌の込められたスクロールのようなものを作成できる。
Whispering Campaign
5レベル。Doom または Enthrall 呪文の効果を持った呪歌を使えるようになる。
Inspire Action
6レベル。仲間一人に即座に追加の移動アクションを与える呪歌を使えるようになる。
9レベルで、与えるアクションが標準アクションになる。
Call Down the Legends
7レベル。1週間に1回、全ラウンドアクションとして bronze horn of Valhalla を吹きならしたかのように、バーバリアンを召喚する。
Greater Epic Tales
8レベル。声に出して読み上げられると、周囲にも効果のある Epic Tales。
Lay of the Exalted Dead
10レベル。1週間に1回、全ラウンドアクションとして iron horn of Valhalla を吹きならしたかのように、バーバリアンを召喚する。 呼び出されたバーバリアンは非実体で、マジックアイテムで武装している。
NPCクラス
β時代には無かったはず。多分、初公開。
コモナーとエキスパートのHDがダイスタイプで1つづつ向上した他は、3.5eからでも差がない。 アデプトの0レベルスペルの使用回数についての特記が無いのだけど、「クレリックと同様に呪文を使う」の記述に含まれるのかな?
Pathfinder Reference Document(その2) ― 2009/08/19
クラス関係
バーバリアン
最終アップデートから基本的な変更はなし。
Rage Power
Rage Powerの内容は結構変わっている。 アクションを使用して発動する系の能力のほとんどに「激怒1回につき1回」の制限が追加されたので、 β時代に猛威を奮った能力の多くが更に弱体化。
バード
アライメントの制限が無くなった。
呪文
呪文使用回数、取得数がどちらも増加。
バードの知識
<知識>判定に1/2レベルのボーナスに加え、未訓練の<知識>技能も判定できる。
呪歌
使用回数が発動の回数ではなく、発動したラウンド数に(ってアップデートからだっけ?)
発動に必要なアクションが標準アクションから、7レベルで移動アクション、13レベルで即行アクションと軽量化。
勇気鼓舞のボーナスが3レベルで+2、最大で+6に。
クレリック
領域呪文スロットが復活。呪文使用回数の減少(ウィザードと同等に)
Channel Energy
「回復と同時にアンデッドにダメージ」ではなく、どちらかを選択して発動するようになった。 悪のクレリックも同様。
領域
領域特典は1レベルで得るものと、少しレベルがあがって(4~8レベル程度)得るものの2つ。
空気や火のエレメント系だと6レベルで、Exのエネルギー抵抗10(20レベルで完全耐性)とか結構すごい。
ドルイド
呪文使用回数の減少(ウィザードと同等に)
動物の相棒
専用の成長表が用意されました。1レベルごとに強くなります。
ファイター
ボーナス特技
4レベル以降、4レベルごとのレベルアップ時に、特技の入れ替えができるように。
Armor Training
アーマーボーナス、最大Dexの向上に加え、 中装鎧の移動ペナルティを無視、7レベルで重装鎧も対象になる。
Weapon Training
攻撃ロール、ダメージへのボーナスに加え、 対象の武器を使用した、CMB/CMDにもボーナスが加算される。
モンク
ACボーナス
CMDにも足せる。
連打
両手で攻撃している扱い、<<二刀流>>系の特技を自動取得しているものとみなす。 ただし、逆手のダメージにもStrボーナスは全部載る。 また、連打中の攻撃は、BABがモンクレベルと等しいものとみなす。(9レベル以降では通常攻撃より連打の方が攻撃ボーナスが高くなる)
パラディン
Detect Evil
移動アクションで、60ft.以内の特定のものや人が悪属性かどうかを判定できるように。
悪を打つ一撃
発動すると、指定した敵を倒すか、別のSmiteを起動するまで持続。 対象が、来訪者、ドラゴン、アンデッドなら、ダメージボーナスが2倍。 対象のダメージ減少を自動貫通。 対象からの攻撃に対してACにボーナス。
相変らず Aura of Justice で仲間にSmite能力を移せるので、結構酷いことになりそうだ。
Mercy
Remove Diseases 等に代わる能力。 lay on hands に様々な状態異常を取りのぞく能力が追加される。
12レベルパラディンが lay on hands を使用すると、
- 6d6 のHPダメージが回復
- 疲労(fatigued)の除去
- 疲労困憊(exhausted)の除去
- Remove Diseases による病気の治療
- Neutralize Poison による毒の治療
が同時に発動したりする。
実際の効果はレベルごとに複数の選択があるので、キャラクターによる。
Channel Positive Energy
lay on hands の使用回数2回で、クレリックと同様にChannel Positive Energyが使用可能。
Divine Bond
武器を強化してもらう選択で、対象の武器が既に持っている能力と累積することが明記された。 これなら強い。
乗騎より性能が良いかも。
レンジャー
Combat Style Feat
前提条件を無視して取得可能
弓スタイルは、6レベルで Improved Precise Shot を選択可能、だと……。
二刀流スタイルは、10レベルで Greater Two-Weapon Fighting を選択可能なので、 一瞬だけ逆手の方が攻撃回数が多くなる?(右2回、左3回)
Favored Terrain
イニシアチブ他に最大+8か。
ローグ
Trapfinding
罠の発見/解除に1/2レベルのボーナス(最低1)。
罠の発見/解除についての Trapfinding の必要性は
A rogue can use Disable Device to disarm magic traps.
の記述だけになったので、罠の捜索は誰でもできる模様。
ソーサラー
ブラッドラインの効果が調整されたぐらい?
ウィザード
スクール特典も調整の対象。
Arcane Bond
アイテムにbondした場合、そのアイテムを持っていない場合はペナルティ(呪文の発動ごとに精神集中チェックが必要)が発生。 bondしたアイテムも通常どおりのルールで強化できることが明記(誰得?)
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