Pathfinder Reference Document(その3) ― 2009/08/20
特技の前に、クラス関係にざっと目を通す。
上級クラス
この辺は、WebEnhancementの内容を忘れたので3.5eとの差。 上級クラスのセーブボーナスはgood STに対する1レベル時の+2ボーナスが無く、
- good: 1/2レベル
- poor: 1/3レベル
の端数が四捨五入。
あと、Pathfinderではスキルレベルはキャラクターレベルランクまでしか上げられない。 (クラススキル、クロスクラススキル問わず。訓練済みのクラススキルは判定に+3ボーナスがある) そのため、前提のスキルランクが見た目低いが、実はそうでもない。
アーケインアーチャー
HD
d10
前提
BAB +6
呪文
7/10で呪文能力が伸びる。
Enhance Arrows
矢につく強化ボーナスは+1から増えないが、フレイミング、フロスト、ショック(レベルがあがるとバーストも)や、アライメント系の追加ダメージが載せられるようになる。 選択は、朝の呪文の準備かスロットの回復時に、毎日変えられる。
Arrow of Death
Fort STのDCが 20 + Cha修正になった。
アーケイントリックスター
HD
d6
前提
技能 <装置無力化>4ランク、<脱出術>4ランク、<知識(秘術)>4ランク
呪文 Mage Hand呪文を使えること。2レベル以上の秘術呪文を投射できること。
(スニーク2d6はそのままなので、最短6レベルとだいぶ軽くなった)
Ranged Legerdemain
使用回数制限が無くなった。
Tricky Spells
<<呪文動作省略>>、<<呪文音声省略>>を呪文投射時に適用できる。 5レベルで3回/日、7、9レベルで2回ずつ増える。
Invisible Thief
フリーアクションで Greater Invisibility 効果を発動できる。 持続時間は1ラウンド/クラスレベル(分割可能) 9レベルで取得。
Surprise Spells
10レベル奥義、HPダメージを与える呪文を、無準備状態(Flat-footed)な敵に当てるとスニークのダメージが追加される。 多分、範囲魔法だと全部に載る。
Flat-footed が条件(単にACにDexが足せない状態では不可)なので微妙か? それでも1ラウンド目にイニシアチブが取れると結構酷い。
アサシン
HD
d8
前提
技能 <変装>2ランク、<隠密>5ランク
呪文
呪文使用能力は無くなりました。
Hidden Weapons
4レベル以降、物を隠す Sleight of Hand 技能判定にレベルボーナス。
True Death
アサシンのデスアタックで死亡したクリーチャーに、Raise Dead等がかかりにくくする呪いをかける。 4レベルで取得。
Quiet Death
不意打ちラウンドに、デスアタックでターゲットを殺害できた場合、即座に隠れ身の判定に移ることができ、 これにも成功すると、周囲の人間はターゲットが殺害された事にさえ気付かない。6レベル。
(絵的には美しいけど、条件がきついなあ……)
Swift Death
1日1回、3ラウンドの学習無しにデスアタックを発動できる。スニークは必要。9レベル。
Angel of Death
10レベル奥義、1日1回デスアタックの成功時に対象を塵にする。
ドラゴンディサイプル
前提
技能 <知識(秘術)>5ランク
呪文 準備なしに1レベル秘術呪文を投射できること。ソーサラーレベルを持つ場合(今後取得する場合も含む)ブラッドラインはドラゴンを選択すること。
呪文
スロットの追加ではなく、術者レベルが向上するようになった。7/10レベル。
Blood of Dragons
ソーサラーのブラッドライン クラス能力の効果を見る際のレベルにドラゴンディサイプルのレベルを加算できる。
ブラッドラインからの追加呪文に関しては、対応するレベルのスロットを獲得したレベルで覚える。
Breath Weapon
ブラッドライン特典でブレスを貰えるので、それを強化する能力になった。
Dragon Form
疑似呪文として form of the dragon I (7レベル)または form of the dragon II(10レベル)を発動して、ドラゴンに変身する。 (PFのポリモーフ系の呪文は、元の能力値にボーナスが載る型なので、肉弾系のキャラクターに重ねるとかなり酷い)
Dragon Apotheosisは削除された。10レベルまで極めても、ハーフドラゴンにはなれない(ミーポ……)
デュエリスト
前提
BAB +6
技能 <体術(Acrobatics)>2ランク、<演芸>2ランク
Canny Defense
軽装鎧を着ていても発動する。
しかし、「ACに影響するDexボーナス」がIntボーナス(かクラスレベル)分向上するので、結局 最大Dexボーナスとの関係で鎧は着れない予感が……。
Precise Strike
追加ダメージが、クラスレベル分の固定ダメージに。
しかし、スニークとは違い、「生きていて、クリティカルの効く対象」にしか効果がない。
Parry
全力攻撃時に1回攻撃を余らせることで、次の自ターンまでの間に割り込みアクションとして、 敵の攻撃を受け流すことができる。(先程余らせた攻撃に対応する攻撃ボーナスで対抗攻撃判定に成功する必要がある) 2レベル。
隣接する仲間への攻撃にも-4ペナで対応できる。
Combat Reflexes
4レベルでボーナス特技。キャラクターレベルが10はあるはずですが……。orz
Grace
軽装鎧を着ていても発動する。
Riposte
Parry クラス能力の使用に成功したら、ただちに機会攻撃を得る。5レベル。
Elaborate Defense
Elaborate Parry から名称変更。 ボーナスが 1/3レベルに激減。7レベル。
No Retreat
撤退(withdarw)を宣言した相手にも、機会攻撃が発生します。ひでえ。9レベル。
Crippling Critical
10レベル奥義。クリティカルヒット時に追加効果が発動。
効果は、移動力低下(-10ft.)、セーブ、AC低下(-4)、Str/Dexダメージ(1d4)、2d6出血ダメージから選択。
エルドリッチナイト
HD
d10(!)
ボーナス特技
1、5、9レベルで取得。
Diverse Training
<<武器開眼>>等の前提を見る上で、エルドリッチナイトレベルをファイターレベルに足せる。
Spell Critical
10レベル奥義。クリティカルヒットが発生した際に、即行アクションで自分の投射可能な呪文を発動する。 呪文は攻撃した相手を目標に含むものであること。
ロアーマスター
HD
d6
前提
技能 <知識(任意の2つ)>7ランク
ミスティックシアージ
HD
d6
前提
技能 <知識(秘術)>2ランク、<知識(宗教)>2ランク
Combined Spells
秘術スロットに信仰呪文を(あるいはその逆)準備できる。1レベル上のスロットを使用する。
Spell Synthesis
10レベル奥義。1日1回、秘術と信仰からそれぞれ1つの呪文を1つのアクションで同時に発動する。 両方の呪文を同じ対象に向けた場合、対象はSTに-2ペナ。
シャドゥダンサー
前提
技能 <隠密>5ランク、<演芸(ダンス)>2ランク
Darkvision
種別が Su から Ex に変更。
Rogue Talent
3、6、9レベルで Rogue Talent(ローグのクラス能力、ローグ用ボーナス特技のようなもの) を取得。
Shadow Jump
最大移動距離が倍(40ft.~)
Shadow Power
Shadow Evocation を疑似呪文として使用できる。8レベル。
Shadow Master
10レベル奥義。薄暗いエリアに居ると、ダメージ減少10/-、セーブに+2運ボーナスを獲得。 この時、クリティカルヒットが発生すると対象は1d6ラウンド盲目状態(セーブ無し)
Pathfinder Chronicler
パスファインダー協会公式記録員
HD
d8
前提
技能 <言語学(Linguistics)>3ランク、<演芸(演説)>5ランク、<職能(筆記)>5ランク
特殊 PC以外の任意の人物について(魔法の力や道具を用いず)なんらかの著作を記したことがあること。
技能ポイント
8 + Int修正値
BAB
平均的
セーブ
反応、意思がGood
Bardic Knowledge
バードと同じ。1レベル
Deep Pockets
「こんなこともあろうかと!」
レベル x 100gp相当のアイテム(マジックアイテムはスクロールかポーションのみ)が、「実はポケットに入っていた」ことにできる。 (金額は能力がdischargeするまでの合計金額なので、1つでも複数でも良い) 発動は全ラウンドアクション。
出発前に1時間かけて荷物を整理すると可搬重量が増加する能力もつく。
Master Scribe
<言語学(Linguistics)>、<職能(筆記)>、スクロール等文字に関係したアイテムに対する<魔法装置使用>にクラスレベルボーナス。
Live to Tell the Tale
2レベルにつき1日1回、以前のラウンドに失敗したセーブを振り直せる。
Pathfinding
2レベル。 方角を見失わないための<生存>、Maze呪文からの脱出のためのIntチェックに+5ボーナス。 道なき荒野を進む場合でも、道がある場合と同じ移動速度を確保できる。 DC15の<生存>チェックに成功すると、クラスレベル人までの仲間に同じ利益を与えられる。
Bardic Music
3レベル。クラスレベル - 2レベルのバードとして呪歌が使用できる。バードレベルがあればスタックする。
Improved Aid
3レベル。Aid Anotherのボーナスが+4になる。
Epic Tales
4レベル。読んだ人に効果が発生する、呪歌の込められたスクロールのようなものを作成できる。
Whispering Campaign
5レベル。Doom または Enthrall 呪文の効果を持った呪歌を使えるようになる。
Inspire Action
6レベル。仲間一人に即座に追加の移動アクションを与える呪歌を使えるようになる。
9レベルで、与えるアクションが標準アクションになる。
Call Down the Legends
7レベル。1週間に1回、全ラウンドアクションとして bronze horn of Valhalla を吹きならしたかのように、バーバリアンを召喚する。
Greater Epic Tales
8レベル。声に出して読み上げられると、周囲にも効果のある Epic Tales。
Lay of the Exalted Dead
10レベル。1週間に1回、全ラウンドアクションとして iron horn of Valhalla を吹きならしたかのように、バーバリアンを召喚する。 呼び出されたバーバリアンは非実体で、マジックアイテムで武装している。
NPCクラス
β時代には無かったはず。多分、初公開。
コモナーとエキスパートのHDがダイスタイプで1つづつ向上した他は、3.5eからでも差がない。 アデプトの0レベルスペルの使用回数についての特記が無いのだけど、「クレリックと同様に呪文を使う」の記述に含まれるのかな?
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