MacBookPro 15" SSD換装2010/06/12

今回購入したMacBookPro(Mid 2010)は、カタログスペック上は以前使っていたMacBook(Early2008)の倍は速いはず (実際xBenchの結果では、全てのスコアが2.5倍相当、OpenGLに至っては20倍近い差が出ている)なのだけど、 普段の使用では劇的に速くなった感触はない。

特にアプリの起動が、店頭で触ったiMacよりも劇的に遅い。となるとボトルネックは2.5" 5400rpmというHDDにあるに違いない。
ちなみに、それでも旧MacBookの160GBドライブとMacBookProの500GBドライブでは倍ぐらいの性能差はある。

そんな訳でSSDに換装する。

今回用意したSSDは A-DATA S596 128GB。
あまり予備知識はなく適当な選択だけど、ここのレビューによるとシーケンシャルリードなら200MB/sに届くそこそこ高速なモデルらしい。

交換手順自体は取説に説明があるとおり、本体裏面のネジ10個(全て露出している)を取り外して裏蓋を開け、内部のHDDマウンタの固定ネジを2箇所外すとHDDが取り外せるので、あとはHDD本体に取り付けられた4本のネジを含めて新しいHDD/SSDに移植してやれば良い。
最後のネジ移植のためにT6のトルクスドライバを用意しなくてはならない他は、特に珍しいことも難しいところもない。……はずなのだが。

最初のネジ10個が最大の関門だった。
ネジ頭は#00ぐらいの精密ドライバのサイズなのだけど、ネジ止め剤で比較的強固に固定されているので、力の伝導の悪い精密ドライバでは全く歯が立たないのだ。
ネジ頭はかなり強固な材質のようでなめることはなかったけれど、ドライバが破損してしまった。orz

代りに用意したのはこちらのドライバ。
前日の悪夢が嘘のように、あっさり回転した。ユニボディモデルのMacBookの開腹を考えている人は、ちゃんとしたドライバを用意しよう。

その他は問題なく交換を完了。
元のドライブは Seagate の ST9500325ASG だった。

交換前後のベンチマーク(xBenchのディスクまわりのスコア抜粋)は

 交換前
 Disk Test	52.77	
  Sequential	114.09	
   Uncached Write	138.01	84.74 MB/sec [4K blocks]
   Uncached Write	130.56	73.87 MB/sec [256K blocks]
   Uncached Read	73.03	21.37 MB/sec [4K blocks]
   Uncached Read	154.78	77.79 MB/sec [256K blocks]
  Random	34.33	
   Uncached Write	11.85	1.25 MB/sec [4K blocks]
   Uncached Write	115.51	36.98 MB/sec [256K blocks]
   Uncached Read	66.59	0.47 MB/sec [4K blocks]
   Uncached Read	118.25	21.94 MB/sec [256K blocks]

 交換後
 Disk Test	301.65	
  Sequential	207.63	
   Uncached Write	315.32	193.60 MB/sec [4K blocks]
   Uncached Write	280.14	158.51 MB/sec [256K blocks]
   Uncached Read	101.15	29.60 MB/sec [4K blocks]
   Uncached Read	379.12	190.54 MB/sec [256K blocks]
  Random	551.32	
   Uncached Write	339.36	35.92 MB/sec [4K blocks]
   Uncached Write	431.58	138.16 MB/sec [256K blocks]
   Uncached Read	1868.53	13.24 MB/sec [4K blocks]
   Uncached Read	686.65	127.41 MB/sec [256K blocks]

256kシーケンシャルリードでも200MB/sにはちょっと届いていないが、それでもHDDの2.5倍程度。4kランダムリードなら30倍とか圧倒的なスコアだ。

体感速度でも、圧倒的な効果を体感。
良い買い物だった。

VMWare Fusion 3.12010/06/12

以前から使っている2.0は、Windows7には正式対応していないようなので、 遅れ馳せながらアップデート。本家サイトから$39.99。 (Vistaの設定で動きそうな気はしたけど未調査)

Windows上のアプリをフルスクリーンで動作させた場合に、ちゃんとホストマシンのフルスクリーンにできるようになったのが嬉しい。

また、以前のMacBookではハードウェア的な制約で実用にならなかったDirectXエミュレーションも実用的な動作をするようになった。 描画オプションを軽めにすれば、VMWare上でも60fpsが狙える。それなりのオプションでも40fpsは確保できるので、3Dゲームも無理ではない感じだ。

Windows エクスペリエンス インデックススコアは

プロセッサ 4.9
メモリ 4.5
グラフィックス 5.9
ゲーム用グラフィックス 4.8
プライマリハードディスク 7.9

プロセッサとメモリのスコアが低めなのは、VMの設定のせいだと思う。

ここでもSSDの効果は絶大。

ところで、Windows+Tabのショートカットはどうやって入力するのだろう? Command+TabだとホストのOSXが食ってしまうようなのだけど……。

アイアンマン22010/06/12

期待が大きすぎたかな。
普通に面白いけど、前作程は燃えない。

トニーの苦悩が遠いところにあって感情移入がしにくい。その結果、余裕が無いように見えて、トニーの格好良さをスポイルしているように感じた。

アクションとかシーンごとの小ネタはかなり面白いので、見て損はない。