MacBookPro 15" SSD換装 ― 2010/06/12
特にアプリの起動が、店頭で触ったiMacよりも劇的に遅い。となるとボトルネックは2.5" 5400rpmというHDDにあるに違いない。
ちなみに、それでも旧MacBookの160GBドライブとMacBookProの500GBドライブでは倍ぐらいの性能差はある。
そんな訳でSSDに換装する。
今回用意したSSDは A-DATA S596 128GB。
あまり予備知識はなく適当な選択だけど、ここのレビューによるとシーケンシャルリードなら200MB/sに届くそこそこ高速なモデルらしい。
交換手順自体は取説に説明があるとおり、本体裏面のネジ10個(全て露出している)を取り外して裏蓋を開け、内部のHDDマウンタの固定ネジを2箇所外すとHDDが取り外せるので、あとはHDD本体に取り付けられた4本のネジを含めて新しいHDD/SSDに移植してやれば良い。
最後のネジ移植のためにT6のトルクスドライバを用意しなくてはならない他は、特に珍しいことも難しいところもない。……はずなのだが。
最初のネジ10個が最大の関門だった。
ネジ頭は#00ぐらいの精密ドライバのサイズなのだけど、ネジ止め剤で比較的強固に固定されているので、力の伝導の悪い精密ドライバでは全く歯が立たないのだ。
ネジ頭はかなり強固な材質のようでなめることはなかったけれど、ドライバが破損してしまった。orz
代りに用意したのはこちら
前日の悪夢が嘘のように、あっさり回転した。ユニボディモデルのMacBookの開腹を考えている人は、ちゃんとしたドライバを用意しよう。
その他は問題なく交換を完了。
元のドライブは Seagate の ST9500325ASG だった。
交換前後のベンチマーク(xBenchのディスクまわりのスコア抜粋)は
交換前 Disk Test 52.77 Sequential 114.09 Uncached Write 138.01 84.74 MB/sec [4K blocks] Uncached Write 130.56 73.87 MB/sec [256K blocks] Uncached Read 73.03 21.37 MB/sec [4K blocks] Uncached Read 154.78 77.79 MB/sec [256K blocks] Random 34.33 Uncached Write 11.85 1.25 MB/sec [4K blocks] Uncached Write 115.51 36.98 MB/sec [256K blocks] Uncached Read 66.59 0.47 MB/sec [4K blocks] Uncached Read 118.25 21.94 MB/sec [256K blocks] 交換後 Disk Test 301.65 Sequential 207.63 Uncached Write 315.32 193.60 MB/sec [4K blocks] Uncached Write 280.14 158.51 MB/sec [256K blocks] Uncached Read 101.15 29.60 MB/sec [4K blocks] Uncached Read 379.12 190.54 MB/sec [256K blocks] Random 551.32 Uncached Write 339.36 35.92 MB/sec [4K blocks] Uncached Write 431.58 138.16 MB/sec [256K blocks] Uncached Read 1868.53 13.24 MB/sec [4K blocks] Uncached Read 686.65 127.41 MB/sec [256K blocks]
256kシーケンシャルリードでも200MB/sにはちょっと届いていないが、それでもHDDの2.5倍程度。4kランダムリードなら30倍とか圧倒的なスコアだ。
体感速度でも、圧倒的な効果を体感。
良い買い物だった。
MacBookPro 15" (Mid 2010) ― 2010/06/08
なんだかここ数日で急激に調子が悪くなったこともあって購入。
Apple Store銀座において、ハイレゾ構成で唯一即納モデルになっていたので松モデルに。
移行アシスタントは初体験だったけど、これは良い。
FireWireで50GB強を転送して、所要時間は約1時間。
コピーの開始前に、「ユーザアカウント」「各アカウントのホームディレクトリの内容」「インストールされているアプリケーション」「その他設定」のカテゴリごとにコピーするしないの選択ができるけど、その後は放置しておけば良い塩梅に仕上げてくれる。
具体的にはインストールしていたアプリケーションや設定のほぼ全て、デスクトップのショートカットやFinder内のアイコンのゴチャゴチャした並びまで(そこは直してもらっても良かったのだけど)完璧に再現される。
唯一設定変更が必要だったのは、デフォルトのIMがことえりになっていたことぐらい。
(AquaSKK自体は辞書を含めてちゃんと移行されている。デフォルトにならないだけ)
MacBookではiLifeをアップデートしていなかったので、08のままだったのだけど、これらはMacBookProに付属の09がちゃんと有効になっている。(ライブラリはインポートされている)
解像度が絶望的に異なるので、ウィンドウサイズなどはむしろ保持しない方が良いような気がしないでもないけど、
とにかく、昨日作業を終了したところから作業を再開できるのは素敵すぎる。
CPUとGPUは大幅に高速化されたはずだけど、劇的に処理が速くなったという印象はない。(元々C2D 2.4GHzでそれ程不自由はしていなかったので……)
多分HDDが律速している。
ので、後日開腹してSSDに換装する予定。
新型iMac ― 2009/10/21
MacPorts on Snow Leopard ― 2009/10/05
Snow Leopard その後 ― 2009/09/25
しばらく運用してみた感想。
基本的に違和感無く使えるので、特別書くことは無いのだけれど。
exposeのウィンドウ整列のアルゴリズムが変わったので、使いやすくなった。 (高さの同じウィンドウばかりの時に一つだけ表示位置をずらしておく等のバッドノウハウが不要になった)
finderが速くなったというか、操作を受け付けない時間が減ったように感じる。
あたりは好印象。
finder上で、pdfプレビューのページがめくれるのは面白いけど、あまり使わない。
ソフトウェア互換性について。
ほぼ問題なし
VMWare Fusion
仮想マシン自体は普通に動いています。 lzhとかexeとか、このソフトがfinder上のアイコンを差し替えていたファイルのアイコンの表示がおかしい。対処法を調査中。
登録済みのライブラリが行方不明に……。新しいファイルを登録しようとすると一斉に再表示されるのだけど、再起動するとまた消える。 一度全削除して、登録しなおしたら直った。
気がつかなかったけど、多少不具合があったみたい。(command + カーソルのショートカットが不味いとかなんとか)既に対応版が出ています。
問題あり(対応版あり)
1.0だと起動できなかった。アップデートで解決。
V3系だと、64bitアプリで一切日本語が打てなくなる。V4系にアップデートが必要。(βが取れてる!)
V3系だと円マークの刻印のされたキーでバックスラッシュが打てていた気がするんだけど、V4系だと円マークが入力される。これってどこかで設定できるのかな?
opt + 円マークでバックスラッシュが打てるのは教えてもらったけど、僕がこのキーを押すのは'0x5c'を入力したい場合の方が圧倒的に多いので、こっちのストローク数を減らしたい。
駄目
Google Gears
一応対応版が出ていますが、Safariを32bitで起動する必要があるので問題外。
その他
Safari 64bit
「アプリケーションの次のウィンドウを操作する」ショートカットの動作がたまにおかしくなる。
Safariのウィンドウが4~5枚あるのに、そのうち2~3枚だけで巡回するような動作。 発生条件は不明だけど、結構発生する。ウィンドウの枚数を変えると直ったり直らなかったり。
結構不便。
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