D&D Basic ― 2014/07/07
来てるみたい。
http://www.wizards.com/dnd/Article.aspx?x=dnd/basicrules
2013-10-14のプレイテスト版からの更新をざっくり
能力値
- Point Buyで16の能力値を買えなくなった(=開始時に18の能力値を得る方法がなくなった)
- 一部種族の能力値修正が変更(肉体能力への修正が上方修正されている)
習熟ボーナス
- 1レベル時点で+2、4レベルごとに+1と計算しやすくなった。(17レベルで最大の+6)
種族
- ドワーフ、エルフ、ハーフリング、ヒューマンが収載
- 肉体能力への種族修正の大半が+2になった
- ヒューマンは全部+1のまま(バリアントで能力値修正が減る代わりに特技が貰えるヒューマンも追加)
クラス
- クレリック、ファイター、ローグ、ウィザード(メイジの表記はやめたの?)
- クラスオプションは各1つずつのみ(プレイテスト時は各2~3ずつ載っていた)
クレリック
- 1日あたり呪文数がやや増加
- 準備できる呪文数が【判】修正+レベル に増加
- レベル増加でアンデッド退散に弱いアンデッドを破壊する効果が追加されるようになった
- 20レベルで神性介入のダイス判定が不要になる
領域:生命
- 物理攻撃のダメージ増加の特徴がクレリックの共通特徴ではなく領域特典になった
- 生命の領域の治療呪文へのボーナスも色々増えている
ファイター
- 戦闘スタイルの特徴が強化されたり変更されたり 大業物の効果が、「ミス時に能力値分のダメージ」から「暴虐2っぽいなにか」に変更されている プレイテスト時の両手武器はグレートアックス以外存在しない感じだったけど、グレートソードの時代が来る?
- 何故か判らないけど9レベルでセーヴ振り直しの特徴が貰える
道:チャンピオン
- プレイテスト時のウォーリアの名称変更ぽい
- 肉体系能力値関連の未習得技能に習熟ボーナスの半分を足せる特徴が追加
ローグ
- ヒットダイスがd8に変更
- 技能練達の対象が1レベル時には2つだけで、6レベルで4つに増えるようになり、効果も習熟ボーナスが2倍に弱体化 (17レベル以降なら1点多くなる)
- 急所攻撃が可能な武器種類に制限がついたが、ダメージダイスは増加して3版系と同じ伸び率になった
- 直感回避と身かわしの名称と効果が交換された
- 20レベル特徴の名称が'Ace in the Hole'から'Stroke of Luck'に変更、適用対象が「能力値判定またはセーヴィングスロー」から「能力値判定」に縮小
アーキタイプ: シーフ
- 解読の特徴が無くなった……
ウィザード
- 1日あたり呪文数がやや増加
- 準備できる呪文数が【知】修正+レベル に増加(しかし、系統からボーナスが来ないのはそのまま)
- 20レベル特徴が(プレイテストのインヴォーカーが所持していたような)3レベル以下の呪文2つの基本バージョンをスロット消費なしで発動できる能力になった
系統: 力術
- 力術ダメージ強化とオーバーチャネルの取得順が交換された
- オーバーチャネルの対象呪文レベルが5レベルまでに拡大されたが、2回目以降の使用ペナルティが確定でダメージを喰らうように変更(しかもかなりでかいダメージ)
背景
- Next系統では初めてアライメントに関する記述が明記された
- 伝統の9つのアライメントについての記述がある
- 各背景ごとに性格的な傾向(Personality Trait)、行動原理(Ideal)、絆(Bond)、苦手なもの(Flaw)決定表が追加された(RoCな感じ)
装備品
鎧
- ミスラルやドラゴンハイド等が基本の装備表からは削除された
- 重装鎧に【筋】の前提条件
- スタテッドレザーが軽装鎧に変更
- バックラーが無くなった
その他ルール部分
追加アクション
複数のクラス特徴、呪文から追加アクションを得る権利を得たとしても、1ターンに得られる追加アクションはどれか1つのみと明記された
移動やアクションと同時に行なえる事が具体的に例示された。
飯を食ったりエールを飲んだり、燭台から松明を持ち上げるなど、以前の感覚からすると結構重い行動も含まれている。 ルール的にメリットの無い行動は雰囲気で適当に認めてやれ、という方針か。
伏せ
伏せ状態になるコストが0に、伏せ状態から立ち上がる際のコストが移動力の半分に軽減
撤退(Disengage)
「機会攻撃を誘発しない特別な移動速度15フィートを得る」から「そのターンの間移動による機会攻撃を誘発しなくなる」に効果が変更
クリティカルヒット
その攻撃に適用される全てのダイスを2回ずつ振って合計する(急所攻撃などの効果を含む)に変更 固定値は倍にならない
死亡セーヴ
死亡ロール(Death Roll)から死亡セーヴ(Death Saving Throw)に名称変更
瀕死状態のキャラクターを容態安定にするための治療判定のDC(10)が明記された
魔法
- VSMのコンポーネントについて明記
- ダメージを受けた際の精神集中セーヴの目標値がDC10または被ダメの半分の高い方に変更された
- 回復呪文はヒールは回復量がやや増えたが、他は回復量が減少
- 攻撃呪文は全般にダメージ増加
- テレポートのMishapから抜けられないバグがようやく修正された
状態異常
- Grappled が状態の名称になった
- Intoxicated が Poisoned に名称変更、呪文発動へのペナルティが無くなった
- 伏せ状態のクリーチャーを5ft以内から攻撃すると有利が貰えるようになった
- 石化状態が定義された
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